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レアメタルの価格
レアメタルの価格がここ数年で高騰しているニュースを最近はよく耳にする機会が多いですよね。
ベースメタルや貴金属は世界の主要な商品取引所(ロンドン金属取引所やニューヨーク商業取引所など)で毎日売買され、価格の透明性は確保されています。
ですが、ほとんどのレアメタルに関しては、利用量や価格の問題から一定の取引高を期待できないため、商品取引所に上場していないのが昔からの現状なのです。
代替的な役割として、経済紙や金属専門雑誌の発表価格が取引の指標として用いられており、価格の透明性に欠けているのが事実です。
レアメタルは元々の用途が限られているため、特定の産業でしか使用されなかったり、他の金属に代替できたり、価格高騰時には国家レベルで抑制策が打たれたり、色々な制約から価格の高騰が抑制され、取引量が拡大しない点で希少性を保ってきた歴史があるのです。
しかし近年ではレアメタルの枯渇が大きな問題になっており、最近のニュースでは、日本はレアメタル産出国の一つである南アフリカと共同開発、技術開発など提携しながら、レアメタルの確保に奔走している背景も流れてきていますよね。
いくつかのレアメタルは、すでに10年以内に枯渇することが明らかになっており、その他のほとんどのレアメタルも数十年以内に枯渇が予想されています。
これは、日本の技術産業にとっては大きな問題でもあり、日本ばかりでなく、近年は価格の高騰が起こっており、2002年から2007年の5年間でニッケルの価格が8倍になった他、モリブデンやレアアースなど多くの物質で価格が数倍に上がっているのが実情です。
レアメタルは用途が狭いゆえに、代替財が開発されると需要が急減するとというリスクもあり、価格の変動も常に不安定であるという特色をもつのもリスクになるでしょう。
レアメタルは現在の日本の製造業において、切っては切り離せない必要不可欠な資源であり、半導体産業ではタングステンやモリブデン、ニッケル等がなくてはならない素材であり、自動車産業では白金やパラジウム等がなければ排ガス規制をクリアできる自動車を製造できないと言われている物質である。
さらに、私たちの生活必需品となっている携帯電話や家電製品など廃棄物からの抽出によるリサイクルもこれからの大きな課題ではないだろうか。
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