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携帯電話とレアメタルの関係

携帯電話とレアメタルの関係について探ってみた。
携帯電話の市場はここ数十年で飛躍的に拡大している。
それに伴って色々な問題が生じ、年齢制限を設けるべきなどの問題も一部であるが、今日の日本では小学生が電車の中でメールを打っていても、然して不自然ではない時代になっている。
新しいもの好きの消費者に飽きさせない為にメーカーは次から次へと新製品を開発し、消費者は1~2年のサイクルで機種変更を行い、使わなくなる携帯電話が増えていく。
そのような背景の中、注目されているのが「レアメタル」の回収である。
レアメタルとは携帯電話を製造する上で必要な、チタンやパラジウムなどの希少金属の事を指す。その希少金属の名の通り、レアメタルは世界的に需要が高まっているが故に価格が高騰し、調達が難しい現状がある。
そんな中、日本では掃いて捨てる程、使わなくなった携帯電話がある。そこに色々な企業や業者、さらには東京都なども参加して回収に励んでいるが、成果は芳しく無い。
と言うのも、電話番号や音楽、写真データを含めた携帯電話を手放したくないと言うのが最大の理由であり、例えそれが机の肥やしになろうとも、思い入れのある携帯電話を何のメリットも無く、易々と手放す事は今後も考えにくいであろう。
しかし、考えてほしい。
現時点ですでに希少であるレアメタルが、今後の携帯電話の需要拡大でより希少で手に入りにくいものになるのであれば、製造費・開発費が高騰して簡単に機種変更を行えなくなる時代が来るかも知れないのだ。
「この機種にも飽きたから新しい機種に変えたい」と言うのではなく、「通話が出来なくなったから新しい機種に変えたい」と言う背景があれば、確実に値段の上昇は足枷になる。
使わない携帯電話の為に、使いたい携帯電話が高くなる事は誰も望んでいないはずである。
その為にはやはり回収側が、レアメタルの価値をもっと広範囲でアピールする事、そして携帯電話におけるバックアップ機能を今以上に充実する事が課題ではないだろうか。
「使わないものを再度使えるものにして、今後の生活に役立てるということ」
我々はもう一度リサイクルと言う言葉を考えなければならない。

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